競馬に興味はありませんか?
競馬とは、レースに出走する競走馬が1着を目指して競い合う競技です。
そして、馬券を通じて、感情が揺れ動く体験ができるのも競馬の魅力ですし、好きな馬を応援することにも競馬ならではの面白さがあります。
このように、競馬はスポーツ観戦が好きな人や、ギャンブルが好きな人、馬が好きな人など、幅広い層の人々を惹きつけます。
ここでは、競馬に興味はあるけれど、どのように楽しんだら良いのかよく分からないという方に向けて、競馬の様々な楽しみ方を広く浅く紹介します。
そもそも競馬とは?【中央競馬と地方競馬の違いも解説】

競馬は、騎手がサラブレッドという種類の馬に乗り、決められたコースで速さを競う競技です。
同時に、どの馬がどの順番でゴールするかを予想する公営ギャンブルでもあります。
日本の公営ギャンブルには、競輪やボートレースなどもあります。これらと競馬の大きな違いは、レースで使用される乗り物です。サラブレッドという生き物と騎手が一体となってレースを行うのは、公営ギャンブルでは競馬だけです。
また、日本には中央競馬と地方競馬という二つの競馬が開催されています。
どのような違いがあるのか、中央競馬と地方競馬の特徴も合わせて解説します。
日本には中央競馬と地方競馬の2種類がある
日本の競馬は大きく分けて二つの種類があり、それぞれ中央競馬と地方競馬と呼ばれています。
中央競馬は、全国に10箇所存在する競馬場で開催され、一方の地方競馬は、全国15箇所の競馬場で行われています。
両者のルールに大きな違いはほとんどありません。主な違いは、運営組織、つまり管轄にあります。
中央競馬はJRA(日本中央競馬会)によって運営されています。JRAは農林水産省が監督する法人であるため、中央競馬は国営競技なのです。
対して、地方競馬は各競馬場が所在する地方自治体がそれぞれの地域に設立された組合によって運営されています。
例えば、中央競馬のレースが実施される札幌競馬場や小倉競馬場は、所在地こそ北海道や九州ですが、運営はJRAが行います。
逆に、同じ北海道や九州にあっても、門別競馬場や佐賀競馬場は地方競馬場なので、それぞれの地域にある地方競馬の組合が運営を行っています。

中央競馬の特徴
中央競馬では、芝やダートなど様々な種類のコースが整備されています。また、レースの距離も短距離から長距離まで幅広く、様々なタイプの競走馬が活躍できる舞台が用意されています。
年間を通して数多くのレースが開催されており、特にGIレースと呼ばれるグレードの高いレースは、多くの競馬ファンにとって注目されるイベントです。これらのレースでは、国内外からトップクラスの競走馬が集まり、高いレベルのレースが繰り広げられます。
また、中央競馬は競馬の近代化にも力を入れており、インターネット投票や競馬場の施設改善など、競馬ファンが快適に楽しめる環境を提供しています。これらの取り組みにより、中央競馬は日本の競馬文化を牽引する存在となっています。
開催は基本的に土日なので、平日開催はありません。
地方競馬の特徴
地方競馬は、ほぼ毎日どこかの競馬場で開催されており、平日や夜間にもレースが楽しめます。中でも【ナイター競馬】を実施している競馬場も多く、仕事帰りなどにも気軽に立ち寄れるのが魅力です。 年末年始も開催している競馬場があり、一年を通して競馬を楽しめるのが地方競馬の魅力です。
なお、一部の競馬場を除いてコースはダートしかありません。これは、芝コースと違ってコストが軽いため、ダートが主流となっていますが、そのため、ダートの重賞競走も盛んにおこなわれており、中でも交流重賞と呼ばれるレースでは中央所属馬が地方競馬に遠征し、地方馬と白熱した戦いを楽しむことができます。
初心者も覚えておきたい競馬場の3つのルール

競馬場には、来場者全員が気持ちよく過ごせるよう、いくつかのルールがあります。
特別な時間を楽しむために足を運んだにもかかわらず、ルール違反で退場処分になってしまっては、せっかくの休日が台無しです。
競馬場の入り口付近には、禁止されている行為が記載された案内板が設置されていますが、競馬に慣れている人でも、じっくり目を通したことがあるという人は案外少ないのではないでしょうか。
ここからは、いくつかある競馬場のルールの中でも特に覚えておきたい3つのルールを紹介します。
持ち込み禁止物について
競馬場では何でも持ち込みできるわけではありません。
例えば、火器類やガラス瓶などは危険物として持ち込みが禁止されています。
同様に、缶類も危険物とみなされるため、クーラーボックスに入れた缶ビールなどの持ち込みも認められません。
また、コース内への投げ込み行為は禁止されており、ボールや風船なども持ち込みが制限されています。
特に、重賞レース開催日など混雑時には、ビーチパラソルやテントといった場所を広く占有する道具の持ち込みも規制される場合があります。
大声の禁止
競馬場で馬券を購入していると、つい大声で応援したくなるかもしれませんが、競馬場内では大声を出す行為は禁止されています。競走馬は非常に繊細な生き物であり、大きな音に驚き、本来の力を発揮できなくなることがあるためです。
レースの終盤や大きなレースではどうしても大声を上げる人もいますが、絶対に真似しないようにしましょう。
フラッシュ撮影の禁止
競馬場では撮影は自由に行ってもらって構いません。
ただし、フラッシュ撮影は禁止されています。競走馬は光にも敏感であり、フラッシュに反応して興奮してしまうことがあるからです。レースに影響を与えないためにも、撮影時には必ずフラッシュをオフにしましょう。
競馬を楽しみ方:馬券購入の3つのルール

競馬の興奮は、予想したレース結果が的中した時の喜びですよね。
馬券はその興奮をさらに高めるアイテムですが、購入時にはいくつかの注意すべき点が存在します。
ここでは、単勝や複勝といった馬券の種類に関する解説は割愛し、馬券購入そのものに焦点を当て、知っておくべき3つのルールと注意点を紹介します。
馬券の購入は二十歳から
法律によって、馬券の購入は20歳になってからと定められています。
競馬場や場外馬券売場への入場自体は20歳未満でも可能ですが、馬券を購入することはできません。
大学生や専門学校生であっても、20歳未満の場合は同様です。逆に、20歳を超えていれば、学生であっても馬券を購入できます。
馬券購入施設は2種類存在する
馬券を購入できる施設は、JRAが運営する【WINS】と、地方競馬と中央競馬の両方の馬券を取り扱う【J-PLACE】の2種類があります。
どちらも場外馬券売場としての役割を果たしますが、競馬場内の馬券売場はWINSと同様の扱いとなります。
注意すべき点として、WINSとJ-PLACEでは相互に払戻や返還を行うことができません。
つまり、WINSで購入した的中馬券をJ-PLACEで換金したり、その逆もできないということです。それぞれの馬券は、各々の対象施設でのみ払戻が可能です。
馬券の払戻期限は60日間
馬券には払戻期限が設けられており、原則としてレース日から60日間です。
期限を過ぎた馬券は、たとえ的中していても換金できず、無効となってしまいます。
的中馬券を持っていてもメリットはないため、紛失を防ぐためにも、レース結果が確定したら速やかに換金することをおすすめします。
競馬初心者も覚えておきたい競馬場の2つの特徴

中央競馬の競馬場は全国に10箇所存在し、それぞれコースの特徴や距離設定が異なります。
競馬初心者の方でも楽しめるよう、競馬場の基本的な要素について説明します。
芝とダート
競走馬が駆けるコースは大きく分けて芝とダートの二種類が存在します。
芝コースは、その名の通り芝生の上を走るもので、季節や開催時期によって状態が大きく変化します。
開幕週の芝は良好な状態である一方、開催が進むにつれて芝が傷み、競走馬の選択やレース展開に影響を与えることがあります。
一方、ダートコースは砂の路面を走行するもので、レース後の整備により状態の変化は比較的少ないです。
ただし、ダートコースは砂に脚が埋まるため、芝コースに比べてスピードが出にくく、パワーやスタミナが求められる傾向があります。
右回りと左回り
中央競馬場には右回りと左回りのコースが存在します。
具体的には、札幌、函館、福島、新潟(外回り)、京都、阪神、小倉が右回りの競馬場であり、東京、中山、中京、新潟(内回り)が左回りの競馬場です。
人間と同様に、競走馬にも得意な周回方向があり、右回りと左回りの得意不得意がレース結果に影響を与えることがあります。実際、周回方向を予想の重要な要素として考慮する競馬ファンも少なくありません。
初心者も覚えておきたい競馬の3つの楽しみ方

競馬の魅力は多岐にわたり、人それぞれ異なる楽しみ方が存在します。
スポーツとして純粋にレース観戦を楽しむ人もいれば、予想を的中させるギャンブルの要素に魅力を感じる人もいます。また、特定の馬を応援し、その成長や活躍を追いかけることに喜びを感じる人もいるでしょう。
このように、競馬の楽しみ方は実に多様ですが、競馬初心者にとっては、どのように楽しめば良いか戸惑うこともあるかもしれません。そこで、競馬初心者でも気軽に楽しめる方法を2つ紹介します。
競馬場に行く
競馬の魅力を存分に味わうには、やはり実際に競馬場へ足を運ぶのが一番です。
目の前を疾走するサラブレッドの迫力は、映像では決して味わえない感動があります。
100円から200円の入場料で一日中楽しめるのも大きな魅力です。競馬場内には様々な飲食店やイベントがあり、一日中飽きることなく過ごせるでしょう。
馬券を買う
競馬のもう一つの醍醐味といったら馬券でしょう。
ただ、レースを観戦するのも楽しみ方の一種ですが、馬券を購入することで、より一層レースを楽しむことができます。
特に、購入した馬が、最後の直線でいいポジションに立っていた時は本当に、気分が高まります。
馬券を通して味わうことができる、競馬の最大の魅力といってもいいでしょう。
競馬場グルメやイベントを満喫する
競馬場ではレース観戦だけではなく、グルメやイベントなども魅力的です。
競馬場グルメは、定番の丼ものや麺類に加え、各地の名物料理やスイーツなど、バラエティ豊かなメニューが揃っています。開放的な屋外のフードコートや、レストランでゆっくり食事を楽しむのもおすすめです。また、有名店の味が楽しめるイベントも開催されます。
レース以外にも、馬とのふれあいイベントや著名人のトークショー、音楽ライブなどが開催され、子供から大人まで楽しめます。公園が併設されている競馬場もあり、一日中飽きることなく過ごせるでしょう。
競馬に興味がない方でも楽しめるのが競馬場の魅力です。
競馬場は低コストで一日中楽しめるエンターテイメント施設へと進化しているのです。
まとめ:初心者でも気軽に競馬は楽しめる!

競馬に対してギャンブルのイメージを持ち、抵抗を感じる人もいるかもしれません。
しかし、競馬は初心者でも気軽に楽しめるスポーツです。
多くの競馬場には、丁寧な案内スタッフや初心者講座が用意されており、馬券の購入方法も丁寧に教えてもらえます。
また、馬券は100円から購入可能で、少額でも購入するとレースの魅力が一気に湧いてくるでしょう。
かつての競馬は年配男性のイメージが強かったかもしれませんが、近年は若い世代向けのイベントやCMも増え、誰もが楽しめるレジャースポーツに変化しています。競馬に興味はあるけれど躊躇している方は、ぜひ一度競馬場に足を運んでみてください。