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芦毛とは?読み方や白毛との違い・芦毛の名馬を初心者向けに解説

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競馬を見ていると、ひときわ目を引く白っぽい馬に出会うことがあります。

その代表的な毛色のひとつが、芦毛です。

レース中でも見つけやすく、見た目の美しさや個性からファンになる人も少なくありません。

また、オグリキャップやゴールドシップのように、強烈な個性と実績で語り継がれる名馬も多くいます。

この記事では、芦毛の基本から有名な芦毛の名馬まで、競馬初心者にも分かりやすく紹介します。

目次

芦毛とは?読み方と意味を初心者向けに解説

芦毛は、競走馬の毛色のひとつです。

見た目は白や灰色に近い馬が多いため、競馬初心者でも比較的見分けやすい毛色といえます。

ここでは、芦毛の読み方や基本的な意味を整理していきます。

芦毛の読み方は「あしげ」

芦毛の読み方は「あしげ」です。

競馬では、鹿毛(かげ)、黒鹿毛(くろかげ)、栗毛(くりげ)、青鹿毛(あおかげ)など、馬の毛色ごとに呼び方があります。

その中で芦毛は、灰色や白っぽく見える馬を指す毛色です。

競馬中継や出馬表でも「あしげ」と読まれるため、まずは読み方を覚えておくと分かりやすくなります。

見た目の印象が強い毛色なので、初心者でも好きな馬を見つけやすいのも芦毛の魅力です。

芦毛は年齢とともに白くなる毛色

芦毛の大きな特徴は、年齢を重ねるにつれて毛色が白くなっていくことです。

若いころは黒っぽい毛や灰色の毛が目立っていても、成長するにつれて少しずつ白さが増していきます。

現役時代の前半と引退後の写真を見比べると、同じ馬とは思えないほど印象が変わることもあります。

そのため、芦毛の馬は時間とともに見た目の変化を楽しめる毛色ともいえるでしょう。

競馬ファンの中には、年齢ごとの毛色の変化に魅力を感じる人も少なくありません。

芦毛の馬は生まれた時から真っ白とは限らない

芦毛と聞くと、最初から白い馬を想像する人もいるかもしれません。

しかし、芦毛の馬は生まれた時点では黒っぽかったり、茶色っぽかったりすることもあります。

そこから成長とともに毛色が抜けるように明るくなり、だんだん白っぽい姿へ変わっていきます。

この点が、後ほど紹介する白毛との大きな違いです。

芦毛は「白い馬」というよりも、「年齢とともに白くなっていく馬」と考えると理解しやすいでしょう。

芦毛と白毛の違いとは?

芦毛と白毛は、どちらも白っぽく見えるため混同されやすい毛色です。

ただし、両者はまったく同じではありません。

芦毛は成長とともに毛色が白くなっていくのに対し、白毛は生まれた時点で大半の毛が白い点に特徴があります。

また、芦毛は若いころに黒や灰色、茶色っぽく見えることがありますが、白毛は最初から白い印象が強いです。

見た目だけで判断しづらい場合もありますが、「成長して白くなるのが芦毛」「生まれた時から白いのが白毛」と覚えると分かりやすいでしょう。

競馬では芦毛の名馬が多く知られていますが、白毛の競走馬は数が少なく、非常に珍しい存在です。

芦毛の馬はなぜ白くなる?

芦毛の馬が白くなるのは、成長とともに毛色が少しずつ薄くなっていく性質を持っているためです。

若いころは黒や灰色の毛が目立っていても、年齢を重ねるにつれて白い毛が増えていきます。

ただし、白くなるスピードには個体差があります。

早い段階で白さが目立つ馬もいれば、現役時代の長い期間にわたって灰色っぽさを残す馬もいます。

そのため、同じ芦毛でも見た目の印象は馬によってかなり違います。

現役時代の写真と引退後の写真を比べると、毛色の変化がはっきり分かる馬も多く、芦毛ならではの魅力といえるでしょう。

「芦毛は走らない」といわれる理由は本当?

「芦毛は走らない」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。

しかし、これは毛色そのものが競走能力を下げるという意味ではありません。

ここでは、なぜそのようにいわれることがあるのかを整理します。

芦毛だから走らないわけではない

芦毛はあくまで毛色のひとつであり、競走能力を直接決める要素ではありません。

馬の強さは、血統、体質、気性、調教、適性、レース展開など、さまざまな要素によって決まります。

そのため、芦毛だから弱い、鹿毛だから強いという単純な話ではありません。

実際に、芦毛でも重賞やG1を勝った馬は多くいます。

毛色だけで馬の能力を判断するのではなく、戦績や適性、走りの内容を見ることが大切です。

目立つ毛色だから印象に残りやすい

芦毛の馬はレース中でも見た目が目立ちやすいです。

白っぽい馬体は集団の中でも判別しやすく、良くも悪くも印象に残りやすくなります。

そのため、負けた時にも「あの芦毛の馬は走らなかった」と記憶されやすい面があります。

一方で、勝った時には非常に華やかに見えるため、スター性を感じさせる毛色でもあります。

つまり、「芦毛は走らない」という印象は、目立つ毛色だからこそ生まれたイメージの一部と考えられます。

名馬の実績を見れば迷信だと分かる

芦毛の競走馬には、競馬史に残る名馬が数多くいます。

オグリキャップ、タマモクロス、メジロマックイーン、クロフネ、ゴールドシップなどは、いずれも高い実績を残した芦毛の名馬です。

これらの馬はG1や重賞で活躍し、多くの競馬ファンに強い印象を残しました。

特にオグリキャップは「芦毛の怪物」と呼ばれ、社会現象になるほどの人気を集めた存在です。

こうした名馬の実績を見れば、「芦毛は走らない」という考え方が迷信に近いものだと分かります。

芦毛の怪物と呼ばれた名馬たち

芦毛の競走馬には、競馬史に残る名馬が数多く存在します。

その中には「芦毛の怪物」と呼ばれ、競馬ファン以外にも名前が知られるほどの人気を集めた馬もいました。

ここでは、実力と個性で多くの人を魅了した代表的な芦毛の名馬たちを紹介します。

オグリキャップ

プロフィール内容
生年月日1985年3月27日
死没2010年7月3日
性別
ダンシングキャップ
ホワイトナルビー
母父シルバーシャーク
生産牧場稲葉不奈男
戦績32戦22勝
主な勝ち鞍1988年・1990年 有馬記念(G1)
1989年 マイルチャンピオンシップ(G1)
1990年 安田記念(G1)
1988年 高松宮杯(G2)
1988年・1989年 毎日王冠(G2)
獲得賞金9億1,251万2,000円
登録抹消日1991年1月30日

オグリキャップは、地方の笠松競馬から中央競馬へ移籍し、国民的な人気を集めた芦毛の名馬です。

中央移籍後も重賞戦線で活躍し、有馬記念を2度制したほか、マイルチャンピオンシップや安田記念も勝利しました。

とくに1990年の有馬記念は、引退レースでの劇的な復活勝利として今も語り継がれています。

芦毛の怪物」と呼ばれた存在であり、競馬ブームを作った代表的な一頭です。

タマモクロス

プロフィール内容
生年月日1984年5月23日
死没2003年4月10日
性別
シービークロス
グリーンシャトー
母父シャトーゲイ
生産牧場錦野牧場
戦績18戦9勝
主な勝ち鞍1988年 天皇賞(春)(G1)
1988年 宝塚記念(G1)
1988年 天皇賞(秋)(G1)
1987年 鳴尾記念(G2)
1988年 阪神大賞典(G2)
獲得賞金4億9,161万4,000円
登録抹消日1989年1月17日

タマモクロスは、1987年から1988年にかけて一気に頂点へ駆け上がった芦毛の名馬です。

天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)を含むG1級競走3連勝を達成し、1988年にはJRA賞年度代表馬にも選ばれました。

同じ芦毛のオグリキャップとの対決は大きな注目を集め、当時の競馬人気をさらに高める要因にもなりました。

小柄ながら力強い走りを見せた、まさに芦毛の実力馬です。

ゴールドシップ

プロフィール内容
生年月日2009年3月6日
性別
ステイゴールド
ポイントフラッグ
母父メジロマックイーン
生産牧場出口牧場
戦績28戦13勝
主な勝ち鞍2012年 皐月賞(G1)
2012年 菊花賞(G1)
2012年 有馬記念(G1)
2013年・2014年 宝塚記念(G1)
2015年 天皇賞(春)(G1)
獲得賞金13億9,776万7,000円
登録抹消日2015年12月27日

ゴールドシップは、強さと個性を兼ね備えた現代の芦毛の名馬です。

2012年の皐月賞、菊花賞、有馬記念を制し、その後も宝塚記念連覇や天皇賞(春)制覇など、G1を6勝しました。

一方で、気性の難しさやスタートの癖でも知られ、走る時と走らない時の差が大きい馬としても有名です。

それでも豪快なまくりと圧倒的な持久力で、多くのファンを惹きつけた一頭といえます。

メジロマックイーン

プロフィール内容
生年月日1987年4月3日
死没2006年4月3日
性別
メジロティターン
メジロオーロラ
母父リマンド
生産牧場吉田堅
戦績21戦12勝
主な勝ち鞍1990年 菊花賞(G1)
1991年・1992年 天皇賞(春)(G1)
1993年 宝塚記念(G1)
1991年・1993年 京都大賞典(G2)
1993年 産経大阪杯(G2)
獲得賞金10億1,465万7,700円
登録抹消日1993年11月24日

メジロマックイーンは、長距離戦で圧倒的な強さを見せた芦毛の名ステイヤーです。

1990年の菊花賞を制し、さらに天皇賞(春)を1991年と1992年に連覇しました。

1993年には宝塚記念も勝利し、G1級競走4勝を挙げています。

安定感のある先行力と持久力が武器で、日本競馬史上初めて獲得総賞金10億円に到達した馬としても知られています。

後にゴールドシップの母父となった点でも、芦毛の名馬の系譜を語るうえで欠かせません。

クロフネ

プロフィール内容
生年月日1998年3月31日
死没2021年1月17日
性別
フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー
母父Classic Go Go
生産牧場Nicholas M. Lotz
戦績10戦6勝
主な勝ち鞍2001年 NHKマイルカップ(G1)
2001年 ジャパンカップダート(G1)
2001年 毎日杯(G3)
2001年 武蔵野ステークス(G3)
獲得賞金3億7,023万5,000円
登録抹消日2001年12月26日

クロフネは、芝とダートの両方で強烈なインパクトを残した芦毛の名馬です。

2001年のNHKマイルカップを制して芝G1馬となり、秋にはダート路線へ転向しました。

武蔵野ステークスとジャパンカップダートでは、いずれも大差のレコード勝ちを記録しています。

通算成績は10戦6勝ながら、ダートで見せた圧倒的な走りは今も伝説的です。

引退後は種牡馬としても活躍し、競馬界に大きな影響を残しました。

芦毛のまとめ

芦毛は「あしげ」と読み、年齢を重ねるにつれて白っぽく変化していく馬の毛色です。

白毛と見た目が似ることもありますが、生まれた時から白い白毛とは異なります。

「芦毛は走らない」といわれることもありますが、オグリキャップやタマモクロス、ゴールドシップなど、競馬史に残る名馬は数多くいます。

毛色の美しさや成長による変化、スター性の高さも芦毛の大きな魅力です。

ぜひレース映像やパドックを見ながら、お気に入りの芦毛馬を探してみてください。

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