JRAは2026年11月30日(月)に、東京競馬場で「再編競馬」を実施します。
通常の中央競馬は土日を中心に行われますが、この週は東京競馬が土・日・月の3日間開催となり、月曜日にも全12レースが組まれました。
再編競馬という言葉を初めて聞いた人に向けて、開催される理由や代替競馬との違い、中止されたのは6レースなのに12レース行われる仕組みを分かりやすく解説します。
JRAの再編競馬とは?

再編競馬とは、悪天候などJRAの責任ではない理由によって、予定された競走の半分未満が中止された場合に行われる競馬です。
中止された競走数に応じて、同じ年度内に日程や競馬番組を組み直します。
2026年7月に競馬法施行規則が改正され、少数のレースだけが中止されたケースにも対応できるようになりました。
代替競馬・続行競馬との違い
| 名称 | 対象となるケース |
|---|---|
| 代替競馬 | その日に予定された全競走が中止 |
| 続行競馬 | その日に予定された競走の半分以上が中止 |
| 再編競馬 | その日に予定された競走の半分未満が中止 |
代替競馬は、台風や大雪などによって1日の全レースが取りやめになった場合に、日程を変更して開催するものです。
続行競馬は、予定されたレースの半分以上が中止された場合に、開催日を追加して残りの競走を行います。
一方の再編競馬は、1日の後半だけ中止された場合など、取りやめた競走が半分未満だったケースを対象とします。
これまで補いにくかった少数の中止レースを年間で合算し、別の日に新しい番組を設けられる点が特徴です。
名称は似ていますが、中止されたレース数によって扱いが分かれています。
11月30日に東京競馬が開催される理由

今回の再編競馬は、2026年2月に天候の影響で中止された合計6レースを受けて実施されます。
11月下旬は出走希望馬が多くなりやすく、東京と京都の2場開催となるため、競走馬の出走機会を増やす目的にも合っています。
中止されたレースの内訳と、開催日が追加される仕組みを確認しましょう。
2月に東京と小倉で6レースが中止
再編の対象となったのは、2月7日の東京競馬第8~12レースと、2月8日の小倉競馬第4レースです。
東京で5レース、小倉で1レースが中止され、年間の合計は6レースとなりました。
それぞれの日に中止された競走数は、予定されていた1日12レースの半分未満です。
そのため、全競走が対象となる代替競馬や、半分以上が対象となる続行競馬ではなく、再編競馬として扱われます。
異なる競馬場で発生した中止レースでも、同じ年度内で合算できることが今回のポイントです。
中止は6レースなのになぜ12レース行う?
再編競馬は、中止されたレースを同じ条件と出走馬で1つずつやり直す制度ではありません。
中止された競走数を根拠として、年間の開催日数に新たな1日を加え、その時期に合った競馬番組を編成する仕組みです。
今回は追加された11月30日を通常の開催日と同じように扱うため、第1レースから第12レースまで組まれました。
2月に中止された競走の出走馬や条件が、そのまま11月へ引き継がれるわけではありません。
「中止された6レースの再実施」ではなく、「失われた競走機会を補うために新しい開催日を設ける」と考えると分かりやすいでしょう。
11月30日の再編競馬の番組

11月30日は、第5回東京競馬第9日として全12レースが行われます。
第1レースは9時50分、最終12レースは16時の発走予定です。
後半に組まれた主な特別競走を確認します。
| レース | 競走名 | 条件 |
|---|---|---|
| 9R | ベゴニア賞 | 2歳1勝クラス・芝1,600m |
| 10R | 河口湖特別 | 3歳以上2勝クラス・ダート1,600m |
| 11R | 初冬ステークス | 3歳以上3勝クラス・ダート1,600m |
重賞はありませんが、2歳戦から3勝クラスまで通常の中央競馬と同じように馬券を楽しめる番組です。
この週の東京競馬は11月28日(土)、29日(日)、30日(月)の3日間開催となります。
京都競馬は28日と29日の2日間だけで、月曜日は東京競馬のみです。
また、同じ週の東京競馬第7日と第8日についても、一部の番組が変更されます。
出走馬や馬券発売の詳細は開催が近づいてから改めて確認しましょう。
再編競馬のまとめ
再編競馬は、悪天候などで1日の半分未満のレースが中止された場合に、同じ年度内で番組を組み直して開催する新しい仕組みです。
2026年は東京と小倉で中止された合計6レースを受け、11月30日(月)に東京競馬場で全12レースが行われます。
中止レースをそのまま再実施するのではなく、新しい開催日として通常に近い番組を作る点を押さえておきましょう。
月曜日に中央競馬が行われる珍しい機会となるため、当日の発走時刻や出馬表にも注目です。

