競馬予想を見ていると、「本命馬の相手にこの馬を買いたい」「相手馬は手広く押さえたい」などの表現を目にすることがあります。
相手馬とは、本命馬と一緒に馬券で買う候補の馬のことです。
特に馬連や三連複、三連単のように複数の馬を選ぶ馬券では、相手馬の選び方が的中率や回収率に大きく関わります。
本命馬を決めるだけでは、馬券は完成しません。
この記事では、競馬の相手馬とは何か、本命馬との違い、馬券での役割、初心者が相手馬を選ぶ時のポイントをわかりやすく解説します。
競馬の相手馬とは?
競馬の相手馬とは、本命馬と組み合わせて買う馬のことです。
予想では本命馬に注目しがちですが、実際の馬券では相手馬の選び方も重要になります。
まずは、相手馬の基本的な意味を整理しておきましょう。
相手馬は本命馬と一緒に買う候補の馬
相手馬とは、自分が中心に考える本命馬と一緒に馬券へ入れる馬のことです。
たとえば、馬連で1頭を軸にして流す場合、軸馬と組み合わせる馬が相手馬になります。
三連複で本命馬を軸にする場合も、2着や3着に来る可能性がある馬を相手馬として選びます。
つまり、相手馬は「本命馬の次に狙う馬」や「本命馬と一緒に馬券に絡んでほしい馬」と考えると分かりやすいです。
予想印でいえば、対抗、単穴、連下、穴馬などが相手馬に含まれることがあります。
本命馬だけを当てても、相手馬が外れると馬券は的中しないため、馬券作りでは欠かせない存在です。
本命馬と相手馬の違い
本命馬は、自分がもっとも高く評価している馬です。
勝つ可能性が高い馬や、馬券の中心にしたい馬を本命馬にします。
一方で、相手馬は本命馬ほど強く推していなくても、馬券内に入る可能性がある馬です。
本命馬は1頭に絞ることが多いですが、相手馬は複数頭選ぶことが一般的です。
たとえば、本命馬を1頭決めて、相手馬を4頭から6頭に広げる買い方があります。
本命馬は予想の軸、相手馬は馬券を的中させるための組み合わせ候補と考えるとよいでしょう。
相手馬が重要になる馬券
相手馬は、複数の馬を組み合わせる馬券で特に重要です。
単勝や複勝では1頭だけを選びますが、馬連や三連複では相手馬を選ばなければ馬券が組めません。
ここでは、相手馬が関係しやすい馬券を紹介します。
馬連やワイドでは相手馬選びが的中を左右する
馬連は、1着と2着に入る馬を順不同で当てる馬券です。
本命馬が2着以内に来ても、相手馬が来なければ外れてしまいます。
ワイドは選んだ2頭がどちらも3着以内に入れば的中するため、馬連より当たりやすい馬券です。
ただし、ワイドでも相手馬の選び方が悪ければ的中にはつながりません。
本命馬の信頼度が高い時は、馬連やワイドで相手馬を絞る買い方ができます。
一方で、相手候補が多いレースでは、買い目が増えすぎないように注意したいです。

三連複や三連単では相手馬の精度が大切
三連複は、3着以内に入る3頭を順不同で当てる馬券です。
三連単は、1着、2着、3着を着順通りに当てる馬券になります。
どちらも3頭以上の組み合わせを考えるため、相手馬の選び方がさらに重要です。
本命馬が好走しても、相手馬を1頭でも取りこぼすと的中しません。
三連複では、堅実に走りそうな馬を相手に入れると安定しやすいです。
三連単では、勝ち切る馬、2着向きの馬、3着に入りそうな馬を分けて考える必要があります。

相手馬の選び方
相手馬を選ぶ時は、人気だけで決めないことが大切です。
人気馬をすべて入れると堅くなりすぎますし、穴馬ばかり狙うと的中率が下がります。
ここでは、初心者でも使いやすい相手馬の選び方を紹介します。
本命馬と一緒に好走しそうな馬を選ぶ
相手馬は、単に強そうな馬を選ぶだけではありません。
本命馬と同じ展開で好走できそうかを見ることが大切です。
たとえば、本命馬が先行馬なら、同じように前で運べる馬や、前が止まった時に差してくる馬を相手に考えます。
本命馬が差し馬なら、差しが届く展開で一緒に伸びてきそうな馬を選ぶ方法もあります。
レースの流れを想像すると、相手馬を選びやすくなります。
展開を考えずに能力だけで選ぶと、馬券の組み合わせがかみ合わないことがあります。
人気馬と穴馬のバランスを見る
相手馬を選ぶ時は、人気馬と穴馬のバランスも重要です。
人気馬だけを相手にすると的中しやすくなりますが、配当は安くなりやすいです。
反対に、穴馬ばかりを相手にすると高配当を狙えますが、的中率は下がります。
初心者は、まず信頼できる人気馬を数頭入れたうえで、気になる穴馬を1頭から2頭加えると組み立てやすいです。
穴馬を入れる時は、前走内容や展開、枠順、馬場適性などの買える理由を探しましょう。
なんとなく人気がないから入れるのではなく、好走する根拠を持つことが大切です。
本命馬の弱点を補う馬を入れる
相手馬は、本命馬の弱点を補う役割もあります。
たとえば、本命馬が前残り展開に強い先行馬なら、展開が崩れた時に差してくる馬を相手に入れる考え方があります。
本命馬が良馬場向きなら、馬場が悪化した時に浮上しそうな道悪巧者を押さえるのも一つの方法です。
本命馬に距離不安がある場合は、同じレースで距離適性の高い馬を相手に加えるとリスクを減らせます。
すべてを本命馬と同じタイプで固めると、展開が外れた時にまとめて崩れることがあります。
相手馬は、本命馬が取りこぼした時の保険としても考えられます。
相手馬を選ぶ時の注意点
相手馬を増やすと的中の可能性は上がります。
しかし、買い目が増えれば購入金額も増えるため、当たっても利益が残らないことがあります。
ここでは、相手馬を選ぶ時の注意点を整理します。
相手馬を広げすぎない
初心者がやりがちなのが、相手馬を広げすぎる買い方です。
気になる馬をすべて入れると、馬連や三連複の買い目は一気に増えます。
的中しても配当が安ければ、トリガミになることもあります。
トリガミとは、馬券が当たっても払い戻しが購入金額を下回る状態のことです。
相手馬を選ぶ時は、買いたい馬と切る馬を分ける意識が大切になります。
特に三連複や三連単では、相手馬を増やすほど資金管理が難しくなるので注意しましょう。
人気だけで相手馬を決めない
人気馬は能力が高いことも多いですが、人気だけで相手馬にするのは危険です。
距離が合わない馬や、展開が向きにくい馬でも、実績だけで人気になることがあります。
反対に、人気は低くても条件が合えば好走する馬もいます。
相手馬を選ぶ時は、人気順だけでなく、今回のレース条件に合っているかを見る必要があります。
前走の着順が悪くても、距離短縮や馬場替わりで変わる馬はいます。
人気は参考になりますが、最終的には自分の予想理由を持つことが大切です。
競馬の相手馬のまとめ
競馬の相手馬とは、本命馬と一緒に馬券で買う候補の馬です。
馬連、ワイド、三連複、三連単など、複数の馬を選ぶ馬券では相手馬の選び方が重要になります。
本命馬は予想の中心であり、相手馬はその本命馬と組み合わせる馬です。
相手馬を選ぶ時は、能力だけでなく、展開、馬場、距離適性、人気とのバランスを考える必要があります。
また、本命馬の弱点を補う馬を入れることで、馬券の幅を広げることもできます。
ただし、相手馬を増やしすぎると買い目が膨らみ、当たっても利益が残りにくくなります。
初心者は、本命馬を決めたうえで、相手馬を数頭に絞り、買う理由をはっきりさせることから始めるとよいでしょう。

