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栗東と美浦とは? 競馬初心者向けに意味・違い・場所をわかりやすく解説

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競馬の記事や出馬表を見ていると、栗東美浦という言葉をよく目にします。

ただ、競馬初心者の方にとっては、何のことなのかよくわからないと感じやすいはずです。

競馬場の名前なのか、馬の出身地なのか、騎手の所属なのか、最初は混乱してしまいますよね。

実は、栗東と美浦はどちらもJRAの競走馬が調教を行う大切な拠点です。

この意味を知っておくと、出馬表や予想記事の内容がぐっと理解しやすくなります。

そこで今回は、栗東と美浦の読み方や場所、違い、競馬予想との関わりまで、初心者向けにわかりやすく紹介していきます。

目次

栗東と美浦とは? まずは意味を簡単に解説

競馬を見始めると、栗東や美浦という言葉が当たり前のように出てきます。

ただ、初心者の方にとっては何を指しているのか分かりにくく、最初の壁になりやすいところです。

まずは読み方と意味、そして所属の考え方から順番に整理していきましょう。

栗東は りっとう、美浦は みほ と読む

最初に押さえておきたいのが読み方です。

栗東は りっとう、美浦は みほ と読みます。

どちらも日常生活ではあまり見慣れない地名なので、競馬を始めたばかりの人が読めなくても不思議ではありません。

実際、記事や出馬表を見ていても、読み方が分からないだけで内容が頭に入りにくくなることがあります。

先に読み方を覚えておけば、競馬ニュースや予想記事もかなり読みやすくなるはずです。

まずは 栗東=りっとう、美浦=みほ とシンプルに覚えておけば十分でしょう。

栗東と美浦はJRAのトレーニング・センター

栗東と美浦は、どちらもJRAのトレーニング・センターを指す言葉です。

簡単にいえば、中央競馬の競走馬が普段から調教を行ったり、レースに向けて調整したりする拠点のことをいいます。

つまり、レースを行う競馬場とは役割が違います。

東京競馬場や阪神競馬場が実際にレースをする場所なのに対して、栗東と美浦は馬を鍛え、仕上げるための施設と考えると分かりやすいです。

栗東や美浦は、いわば馬たちの普段の活動拠点だとイメージすると覚えやすいでしょう。

栗東所属は関西馬、美浦所属は関東馬と呼ばれる

栗東と美浦を知るうえで、所属の考え方も重要です。

栗東トレーニング・センターに所属している馬は関西馬、美浦トレーニング・センターに所属している馬は関東馬と呼ばれます。

これは馬の出身地を示しているわけではなく、あくまでどのトレーニング・センターを拠点にしているかという区分です。

そのため、北海道生まれの馬でも栗東所属なら関西馬と呼ばれますし、美浦所属なら関東馬になります。

競馬の予想記事で関東馬や関西馬という表現が出てきたときは、この所属の違いを見ていると考えれば大丈夫です。

ここが分かるようになると、出馬表やレース解説の内容もぐっと理解しやすくなります。

栗東と美浦の違いは? 場所や役割を比較

栗東と美浦は、どちらもJRAのトレーニング・センターです。

ただし、場所や所属の考え方、調教環境には違いがあります。

ここを理解しておくと、出馬表や競馬ニュースもかなり読みやすくなるでしょう。

栗東は滋賀県、美浦は茨城県にある

まず場所の違いから見ていきましょう。

栗東トレーニング・センターは滋賀県栗東市御園1028にあります。

一方の美浦トレーニング・センターは、茨城県稲敷郡美浦村大字美駒2500-2に置かれています。

つまり、栗東は西日本側の拠点、美浦は東日本側の拠点と考えると分かりやすいです。

競馬ファンの間で関西の馬、関東の馬といった言い方がされるのも、この東西の拠点分けが関係しています。

騎手や調教師も東西で所属が分かれている

栗東と美浦の違いは、馬の調教拠点だけではありません。

JRAでは、関東所属の騎手や調教師は美浦、関西所属の騎手や調教師は栗東という形で案内されています。

また、フリーの騎手であっても、美浦か栗東のどちらかに所属し、各厩舎の馬の調教に関わっています。

競馬記事で騎手や調教師の横に美浦、栗東と書かれていたら、所属先を示していると考えれば大丈夫です。

調教コースや坂路にも違いがある

調教環境にも、それぞれ特徴があります。

栗東トレーニング・センターは、6つのトラック型調教コースと坂路コースを備えているのが大きな特徴です。

一方の美浦は、南北2つのトラック型調教コースと1,200メートルの坂路調教馬場を持つ施設です。

さらに美浦では坂路改造工事が行われ、2023年10月から新坂路コースがオープンしました。

このように、どちらが上というよりも、それぞれ違った環境で馬を鍛えていると見るのが自然でしょう。

なぜ栗東と美浦の2つがあるのか

栗東と美浦が分かれているのは、ただ住所が違うからではありません。
中央競馬の馬を効率よく管理し、レースへ向けて調整するために、東西2つの拠点が用意されています。
この仕組みを知っておくと、なぜ出馬表や予想記事で栗東、美浦がよく話題になるのかも見えてきます。

東日本と西日本の馬を分けて管理するため

JRAには、美浦トレーニング・センターと栗東トレーニング・センターの2か所があり、中央競馬の調教拠点として機能しています。

なぜふたつあるかというと、全国の競走馬を1か所に集めるよりも、東日本と西日本で拠点を分けた方が、馬の管理や調教、関係者の業務を進めやすくなるからです。

初心者の方は、関東側の拠点が美浦、関西側の拠点が栗東と覚えておけば、まずは十分でしょう。

競馬場までの輸送負担を減らすため

競走馬にとって、輸送は切っても切り離せないものです。

JRAの研究紹介でも、長時間の輸送によって体重が減ったり、熱を出したりする場合があると説明されています。

そのため、東西にトレーニング・センターがあることで、レースへ向かう際の負担を少しでも抑えやすくなるわけです。

競馬予想で輸送が話題になるのも、こうした馬への影響があるからだと考えると分かりやすいです。

栗東と美浦は予想に関係ある?

栗東や美浦は、ただの所属先として見るだけではもったいない要素です。

予想記事では、輸送の長さや調整のしやすさと結びつけて語られることが多く、馬の状態を考えるうえでひとつの材料になります。

ただし、所属だけで結論を出すのではなく、あくまで判断材料のひとつとして使うことが大切です。

ここからは、栗東と美浦が予想に関係するかどうか確認します。

輸送が短い馬はプラス材料にされることがある

競走馬にとって輸送は決して楽なものではありません。

なぜなら、輸送中の馬は立ったまま過ごすため、肉体的な疲労や精神的なストレスにさらされるからです。

長時間輸送では発熱や体調面への影響が出ることもあるため、レース前の移動距離が短い馬をプラス材料として見る予想家は少なくありません。

とくに輸送でテンションが上がりやすい馬や、過去に長距離輸送で力を出し切れなかった馬では、所属トレセンが注目されやすくなります。

つまり、栗東所属馬なら阪神や京都、美浦所属馬であれば中山や東京のほうが好状態でレースに向かいやすいのです。

ただし栗東だから有利、美浦だから不利とは言い切れない

予想の世界では、昔から栗東の方が強い、美浦は不利ではないか、といった見方が話題になることがあります。

ただ、今は単純にそう決めつけるのは危険です。

実際に美浦トレーニング・センターでは坂路コースの改造工事が行われ、2023年10月に新坂路コースがオープンしました。

また、外厩の整備に伴い、一時ほど西高東低はなくなりました。

現在は関東馬が関西圏のレースで勝利するケースも目立っています。

設備面も見直されており、栗東と美浦をひとまとめに優劣で語るより、それぞれの環境の中でどう仕上げられているかを見る方が実戦的でしょう。

成績を見るときは所属だけでなく馬個体も大事

所属はたしかに予想材料のひとつですが、それだけで走るかどうかは決まりません。

実際の予想では、馬そのものの能力、コース適性、当日の気配、過去の輸送歴まで一緒に見た方が精度は上がります。

たとえば同じ美浦所属でも輸送を苦にしない馬はいますし、栗東所属でも遠征で力を出し切れない馬はいます。

そのため、栗東か美浦かを見るときは、所属だけで評価を固定するのではなく、その馬にとって今回の条件がどうかを考える視点が大事です。

栗東と美浦についてよくある疑問

栗東と美浦は競馬場ではないの?

結論からいうと、栗東と美浦は競馬場ではありません。
どちらもJRAのトレーニング・センターで、競走馬が普段の調教を行い、レースへ向けて状態を整えるための拠点です。
JRAでも、美浦は東日本地区の調教拠点、栗東所属馬は関西馬、美浦所属馬は関東馬と案内されています。
つまり、実際にレースをする場所ではなく、馬たちが日々鍛えられている施設だと考えると分かりやすいでしょう。

出馬表の東や西は何を意味するの?

出馬表や競馬新聞などで見かける東や西は、基本的に所属の違いを表しています。
東は美浦トレーニング・センターを拠点とする関東所属、西は栗東トレーニング・センターを拠点とする関西所属という意味で使われることが多いです。
馬の出身地を示しているわけではなく、どのトレーニング・センターに所属しているかを見る表記だと覚えておけば十分でしょう。

栗東所属の騎手が美浦の馬に乗ることはある?

はい、あります。
騎手には美浦所属と栗東所属がありますが、所属と実際の騎乗依頼は別です。
JRAでも、フリーの騎手は美浦か栗東のどちらかに所属しながら、さまざまな厩舎の馬の調教に乗ると案内されています。
例えば、美浦の木村哲也厩舎が管理するイクイノックスに、栗東所属のC.ルメール騎手が騎乗する例はいくらでもあります。
栗東所属の騎手が美浦の馬に乗ることも、美浦所属の騎手が栗東の馬に乗ることも珍しい話ではありません。

まとめ

栗東と美浦は、どちらもJRAの競走馬が調教を行うトレーニング・センターです。

栗東は滋賀県、美浦は茨城県にあり、東西で馬や騎手、調教師の拠点が分かれています。

この違いは管理や調整をしやすくするだけでなく、競馬場までの輸送負担を減らす意味もあります。

予想では輸送面が材料になることもありますが、栗東だから有利、美浦だから不利と単純には決めつけられません。

所属の違いを知っておくと、出馬表や予想記事の内容が理解しやすくなり、競馬をもっと楽しめるようになるでしょう。

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