中山芝2,200mは、中山競馬場の内回りコースを使用する中距離戦です。
外回りコースを使用するコース形態や、ゴール前に待ち構える急坂など、中山らしい特徴が色濃く表れています。
直線が短く、コーナーを4つ回る構造のため、瞬発力だけでなく、立ち回りや持続力が結果に影響しやすい点がポイントです。
そのため、東京や阪神の同距離とは求められる適性が異なり、「中山巧者」と呼ばれる馬が好走するケースも少なくありません。
この記事では、中山芝2,200mのコース特徴をはじめ、平均タイムやレコード、血統傾向、重賞データをもとにした攻略ポイントまでを整理しています。
中山芝2,200mの傾向を把握し、予想や馬券検討に役立てていただければ幸いです。
中山芝2,200mのコース特徴

中山芝2,200mは、芝2,000mと同じスタート位置から発走し、外回りコースを使用する中距離戦です。
スタート直後は上り坂となるため前半はペースが落ち着きやすく、向正面の下り坂に入ってから徐々にペースが上がる傾向があります。
そのため、序盤から飛ばす逃げ馬はレースレベルに関係なく苦戦しやすい点が特徴です。
直線で一気に加速する展開になりやすく、勝ち馬の脚質は差しが目立ちます。能力差が結果に反映されやすい舞台でもあり、重賞では人気馬が安定した成績を残しています。
中山芝2,200mで開催される重賞競走
中山芝2,200mは、古馬重賞を中心に条件戦や特別競走でも使用される、中山競馬場を代表する中距離コースです。
スタート直後は上り坂となるため前半はペースが落ち着きやすく、向正面の下り坂からペースが上がりやすい点が特徴といえます。
そのため、瞬発力だけでなく、持続力や立ち回りの巧さが結果に影響しやすい傾向があります。
ここでは中山芝2,200mを舞台に行われる重賞・リステッド競走を取り上げ、それぞれのレースの特徴や位置づけを整理していきます。
アメリカジョッキークラブカップ
| グレード | G2 |
|---|---|
| 開催時期 | 1月下旬 |
| 出走条件 | 4歳以上 |
| 負担重量 | 別定 |
| 1着賞金 | 6,200万円 |
アメリカジョッキークラブカップは、中山競馬場で行われる古馬の芝2,200m重賞です。
1960年に日米友好の一環として創設され、アメリカのジョッキークラブから優勝杯が贈呈されたことが名前の由来となっています。
開催は1月下旬の中山開催最終週で、馬場が荒れやすくスタミナやパワーが問われやすい点が特徴です。
別定戦のG2競走で、G1実績馬から条件戦上がりまで幅広い馬が集まり、春の大舞台を占う一戦として注目されています。
セントライト記念
| グレード | G2 |
|---|---|
| 開催時期 | 9月中旬 |
| 出走条件 | 3歳牡馬・牝馬 |
| 負担重量 | 馬齢(57kg・牝馬2kg減) |
| 1着賞金 | 5,400万円 |
セントライト記念は、中山競馬場で行われる3歳馬限定の中距離重賞です。
日本競馬史上初の三冠馬セントライトを記念して創設され、菊花賞トライアルとして位置づけられています。
本競走で3着以内に入線した馬には菊花賞の優先出走権が与えられます。
春のクラシック組に加え、夏のローカル開催で力をつけた上がり馬が多く参戦する点が特徴です。
各陣営の本気度が高く、最後の一冠を占う重要な一戦として注目されています。

オールカマー
| グレード | G2 |
|---|---|
| 開催時期 | 9月下旬 |
| 出走条件 | 3歳以上 |
| 負担重量 | 別定 |
| 1着賞金 | 6,700万円 |
オールカマーは、中山競馬場で行われる芝2,200mの古馬中距離重賞です。
レース名の由来は「参加者全員」を意味し、世代や性別を問わず多くの馬が出走できる点が特徴です。
勝ち馬には天皇賞(秋)の優先出走権が与えられますが、実際にはエリザベス女王杯やジャパンカップ、有馬記念を目標とする馬の始動戦として使われるケースも目立ちます。
タフな中山芝2,200mで行われることから、スタミナやパワーを測る一戦として重要視されています。
中山芝2,200mのタイム
中山芝2,200mは、3歳限定戦から古馬重賞まで幅広く使用される、中山競馬場を代表する中距離コースです。
アメリカジョッキークラブカップやセントライト記念、オールカマーといった重賞が組まれており、各世代の実力馬が集まりやすい舞台となっています。
スタート後に上り坂を迎えるレイアウトや、コーナーを4つ回る外回りコースの影響から、ペースや馬場状態によって時計の出方が変わりやすい点が特徴です。
特に開催時期や馬場の傷み具合によってレース全体の質が変化しやすく、他場や他距離との単純な時計比較は慎重に行う必要があります。
ここからは中山芝2,200mのタイムについて、
- 過去5年の平均タイム
- 歴代のレコードタイム
の2点を軸に整理していきます。
中山芝2,200mの平均タイム
| クラス | レース数 | 平均タイム |
|---|---|---|
| 重賞・オープン | 15レース | 2:13.7 |
| 3勝クラス | 10レース | 2:14.3 |
| 2勝クラス | 5レース | 2:15.8 |
| 1勝クラス | 26レース | 2:15.8 |
| 未勝利 | 30レース | 2:17.7 |
中山芝2,200mのレコードタイム
| 年齢 | レコードタイム | 馬名 | レース名 |
|---|---|---|---|
| 3歳以上 | 2:10.1 | コスモバルク | 京成杯AH(G3) (2004年9月19日) |
中山芝2,200mのレコードタイムは、2004年のセントライト記念でコスモバルクが記録した2分10秒1です。
このタイムは現在も更新されておらず、中山芝2,200mにおける日本レコードとして残っています。
当時は外枠から早めに先頭へ立つ展開となりましたが、折り合いを欠きながらも直線で差し返し、タフなコース形態の中で高速決着を演出しました。
同距離では馬場状態や展開の影響を受けやすく、レコード更新のハードルは高いといえるでしょう。
中山芝2,200mのコースデータ
中山芝2,200mは、重賞から条件戦まで幅広く使用される、中山競馬場を代表する中距離コースです。
スタート後の上り坂やコーナー4つの内回り形状の影響で、ペースが落ち着いたあとに向正面から加速しやすく、瞬発力だけでなく持続力や立ち回りの巧さが結果に影響しやすい舞台といえます。
そのため、中山芝2,200mではコース特性を踏まえた枠順や脚質、人気別、血統面の傾向を把握することが、予想精度や回収率を高めるうえで重要になります。
ここからは、中山芝2,200mで注目したい枠順別・脚質別・人気別・血統別などのデータを、過去の傾向をもとに整理していきます。
中山芝2,200mの枠順別データ
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 13-10-9-92/124 | 10.5% | 18.5% | 25.8% | 76 | 70 |
| 2枠 | 9-10-10-103/132 | 6.8% | 14.4% | 22.0% | 86 | 61 |
| 3枠 | 9-5-10-116/140 | 6.4% | 10.0% | 17.1% | 25 | 52 |
| 4枠 | 11-13-11-112/147 | 7.5% | 16.3% | 23.8% | 74 | 46 |
| 5枠 | 11-7-9-126/153 | 7.2% | 11.8% | 17.6% | 31 | 54 |
| 6枠 | 7-14-11-129/161 | 4.3% | 13.0% | 19.9% | 18 | 47 |
| 7枠 | 14-12-14-139/179 | 7.8% | 14.5% | 22.3% | 94 | 102 |
| 8枠 | 12-15-13-149/189 | 6.3% | 14.3% | 21.2% | 59 | 118 |
中山芝2,200mの枠順別データを見ると、内外で極端な有利不利は出にくいものの、内枠と外枠が比較的安定しています。
1枠は勝率・複勝率ともに高水準で、単勝回収率も良好です。
一方、7枠・8枠は勝ち星が多く、複勝回収率が高い点が特徴といえます。
中枠は数値がやや落ち着いており、枠順だけで評価を決めるより、脚質や展開とあわせて判断することが重要でしょう。
中山芝2,200mの脚質別データ
| 脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 13-10-8-64/95 | 13.7% | 24.2% | 32.6% | 133 | 101 |
| 先行 | 40-40-37-167/284 | 14.1% | 28.2% | 41.2% | 90 | 122 |
| 差し | 26-30-26-404/486 | 5.3% | 11.5% | 16.9% | 47 | 59 |
| 追込 | 3-1-7-320/331 | 0.9% | 1.2% | 3.3% | 14 | 11 |
| まくり | 4-5-9-11/29 | 13.8% | 31.0% | 62.1% | 162 | 377 |
中山芝2,200mの脚質別データを見ると、先行・まくりが非常に優勢なコースであることが分かります。
特に先行は複勝率40%超と安定感が高く、逃げも勝率・回収率ともに優秀です。
一方、差し・追込は数字が大きく落ち込み、直線一気は決まりにくい傾向です。
道中で好位置を確保できる機動力と持続力が、結果を左右しやすい舞台といえるでしょう。
中山芝2,200mの人気別データ
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 27-17-12-30/86 | 31.4% | 51.2% | 65.1% | 76 | 85 |
| 2番人気 | 17-18-14-37/86 | 19.8% | 40.7% | 57.0% | 71 | 86 |
| 3番人気 | 13-14-17-42/86 | 15.1% | 31.4% | 51.2% | 89 | 96 |
| 4番人気 | 11-9-8-58/86 | 12.8% | 23.3% | 32.6% | 94 | 76 |
| 5番人気 | 9-10-11-56/86 | 10.5% | 22.1% | 34.9% | 134 | 98 |
| 6~9番人気 | 7-12-18-297/334 | 2.1% | 5.7% | 11.1% | 73 | 70 |
| 10番人気以下 | 2-6-7-446/461 | 0.4% | 1.7% | 3.3% | 14 | 57 |
中山芝2,200mの人気別データを見ると、上位人気馬の信頼度が高いコースであることがはっきり表れています。
1番人気は複勝率65%超と安定しており、2・3番人気も堅実な成績を残しています。
一方で6番人気以下は複勝率が大きく下がり、大穴の激走は少なめです。
基本は上位人気を軸に据えつつ、相手関係で配当妙味を探る組み立てが有効といえるでしょう。
中山芝2,200mの騎手別データ
| 騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 戸崎圭太 | 11-8-4-29/52 | 21.2% | 36.5% | 44.2% | 95 | 78 |
| 横山武史 | 9-8-5-39/61 | 14.8% | 27.9% | 36.1% | 82 | 72 |
| C.ルメール | 9-5-7-16/37 | 24.3% | 37.8% | 56.8% | 84 | 94 |
| 田辺裕信 | 8-4-1-23/36 | 22.2% | 33.3% | 36.1% | 527 | 141 |
| 石橋脩 | 4-2-2-21/29 | 13.8% | 20.7% | 27.6% | 139 | 55 |
| 柴田大知 | 4-2-1-29/36 | 11.1% | 16.7% | 19.4% | 187 | 61 |
| 川田将雅 | 4-1-2-5/12 | 33.3% | 41.7% | 58.3% | 132 | 83 |
| J.モレイラ | 4-0-0-4/8 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 138 | 62 |
| 丹内祐次 | 3-6-2-25/36 | 8.3% | 25.0% | 30.6% | 84 | 85 |
| M.デムーロ | 3-5-6-12/26 | 11.5% | 30.8% | 53.8% | 172 | 130 |
中山芝2,200mの騎手別データを見ると、中距離らしい立ち回り力とコース理解が成績に直結していることが分かります。
C.ルメール、川田将雅、J.モレイラは勝率・複勝率ともに高水準で、騎乗数が少なくても結果を出しています。
戸崎圭太や横山武史も安定感があり、継続的に好成績を残しています。
一方で回収率にはばらつきがあり、人気とのバランスを見極めた取捨選択が重要といえるでしょう。
中山芝2,200mの調教師別データ
| 調教師 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 堀宣行 | 6-2-3-21/32 | 18.8% | 25.0% | 34.4% | 105 | 55 |
| 鹿戸雄一 | 4-1-0-20/25 | 16.0% | 20.0% | 20.0% | 53 | 28 |
| 田中博康 | 4-0-3-13/20 | 20.0% | 20.0% | 35.0% | 64 | 60 |
| 久保田貴士 | 4-0-1-10/15 | 26.7% | 26.7% | 33.3% | 631 | 132 |
| 手塚貴久 | 3-9-7-28/47 | 6.4% | 25.5% | 40.4% | 104 | 171 |
| 宮田敬介 | 3-3-2-11/19 | 15.8% | 31.6% | 42.1% | 97 | 104 |
| 戸田博文 | 3-0-2-18/23 | 13.0% | 13.0% | 21.7% | 172 | 54 |
| 奥村武 | 3-0-1-14/18 | 16.7% | 16.7% | 22.2% | 210 | 56 |
| 黒岩陽一 | 3-0-1-8/12 | 25.0% | 25.0% | 33.3% | 117 | 55 |
| 矢野英一 | 2-4-0-8/14 | 14.3% | 42.9% | 42.9% | 38 | 65 |
中山芝2,200mの調教師別データを見ると、中距離実績と仕上げの安定感が結果に反映されやすい傾向がうかがえます。
堀宣行厩舎は出走数が多い中でも安定した複勝率を維持しており、信頼度の高い存在です。
久保田貴士厩舎や黒岩陽一厩舎は勝率が高く、出走頭数が絞られる分、狙いすました仕上げが目立ちます。
一方で回収率には差があり、人気との兼ね合いを見ながら取捨する視点が重要でしょう。
中山芝2,200mの血統別データ
| 血統 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 6-4-8-37/55 | 10.9% | 18.2% | 32.7% | 134 | 86 |
| モーリス | 6-3-4-36/49 | 12.2% | 18.4% | 26.5% | 116 | 78 |
| ゴールドシップ | 5-16-6-83/110 | 4.5% | 19.1% | 24.5% | 61 | 93 |
| ハーツクライ | 5-8-5-62/80 | 6.3% | 16.3% | 22.5% | 46 | 55 |
| エピファネイア | 5-1-4-35/45 | 11.1% | 13.3% | 22.2% | 40 | 43 |
| キングカメハメハ | 5-1-3-16/25 | 20.0% | 24.0% | 36.0% | 135 | 74 |
| ルーラーシップ | 4-4-4-49/61 | 6.6% | 13.1% | 19.7% | 49 | 50 |
| リアルスティール | 4-1-2-11/18 | 22.2% | 27.8% | 38.9% | 442 | 137 |
| レイデオロ | 4-0-1-12/17 | 23.5% | 23.5% | 29.4% | 194 | 57 |
| スクリーンヒーロー | 4-0-0-24/28 | 14.3% | 14.3% | 14.3% | 122 | 30 |
中山芝2,200mの血統別データを見ると、芝中距離に実績のある種牡馬が上位を占めている点が特徴です。
ディープインパクトやハーツクライ、エピファネイアなど、持続力と切れを兼ね備えた血統が安定して好走しています。
一方で、ゴールドシップ産駒のように複勝率が高く堅実なタイプも目立ち、スタミナ型血統も軽視はできません。
芝適性を前提に、距離耐性と中山適性を併せて評価する視点が重要でしょう。
中山芝2,200mの母父血統別データ
| 母父血統 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キングカメハメハ | 7-9-7-62/85 | 8.2% | 18.8% | 27.1% | 41 | 52 |
| ディープインパクト | 7-3-5-64/79 | 8.9% | 12.7% | 19.0% | 101 | 54 |
| ハービンジャー | 4-2-1-20/27 | 14.8% | 22.2% | 25.9% | 35 | 46 |
| アグネスタキオン | 4-0-2-16/22 | 18.2% | 18.2% | 27.3% | 207 | 66 |
| クロフネ | 4-0-1-23/28 | 14.3% | 14.3% | 17.9% | 68 | 30 |
| ボストンハーバー | 3-6-1-4/14 | 21.4% | 64.3% | 71.4% | 68 | 150 |
| シンボリクリスエス | 3-3-4-29/39 | 7.7% | 15.4% | 25.6% | 46 | 53 |
| ステイゴールド | 3-1-1-17/22 | 13.6% | 18.2% | 22.7% | 62 | 66 |
| ハーツクライ | 3-1-0-14/18 | 16.7% | 22.2% | 22.2% | 63 | 32 |
| ウォーエンブレム | 2- 1-2-6/11 | 18.2% | 27.3% | 45.5% | 52 | 106 |
中山芝2,200mの母父血統別データを見ると、芝中距離での底力や持続力を補強できる血統が好成績を残している点が特徴です。
キングカメハメハ、ディープインパクトといった主流血統が安定して上位に来ており、母系の完成度が結果に直結しやすい舞台といえます。
また、ボストンハーバーやウォーエンブレムなど、連対率・複勝率が高い母父も目立ち、展開次第で高いパフォーマンスを発揮します。
父の芝適性に加え、母父のスタミナとパワーも重視したいコースです。
中山芝2,200mの攻略方法
中山芝2,200mは、外回りコースを使用しながらも直線が短く、コーナーを含めた立ち回りと持続力が強く問われるコースです。
一瞬の切れ味だけで押し切る展開になりにくく、先行力や道中で無理なく脚を使えるかどうかが、結果を大きく左右しやすい舞台といえます。
ここからは、中山芝2,200mを攻略するうえで特に重視したいポイントを、これまでの各種データやコース特性を踏まえて整理していきます。
中山芝2,200mは外回りコースで立ち回りが重要
中山芝2,200mは外回りコースを使用しますが、コーナー4回と直線の短さから、コース取りや道中の立ち回りが結果に直結しやすい舞台です。
スタート後すぐにポジション争いが始まり、向正面からペースが落ち着きにくいため、無駄な距離を走らされると終盤で余力を欠きやすくなります。
内外の枠順差よりも、スムーズに好位を確保できるかどうかが重要で、騎手の判断力が問われるコースといえるでしょう。
中山芝2,200mは直線が短く先行力と持続力が問われる
中山芝2,200mは最後の直線が約310mと短く、急坂も控えているため、直線だけの瞬発力勝負にはなりにくいコースです。
そのため、道中で前めの位置を取れる先行力と、長く脚を使える持続力が重要になります。
早めに動いてもバテにくいスタミナ型の馬や、ペースが流れても踏ん張れるタイプが安定して力を発揮しやすい舞台といえるでしょう。

中山芝2,200mは中山実績の有無が結果に直結しやすい
中山芝2,200mはコーナー4回と高低差のあるタフなレイアウトのため、コース適性が結果に直結しやすい条件です。
実際に、中山競馬場での好走歴を持つ馬は、ペース配分や坂への対応に慣れており、安定した走りを見せやすい傾向があります。
初コースの馬よりも、中山実績の有無を重視することが攻略の近道といえるでしょう。

中山芝2,200mのまとめ
中山芝2,200mは、外回りコースを使用しながらも直線が短く、急坂とコーナー4回をこなす立ち回り力が強く問われる舞台です。
データ面でも先行馬やまくりが高い好走率を示しており、道中で好位置を取れる持続力型の馬が有利になりやすい傾向が見られます。
また、中山実績の有無は重要な判断材料で、コース特性を理解している馬ほど安定した結果を残しやすいです。
枠順・脚質・血統・騎手といった複数の要素を総合的に捉えることが、中山芝2,200m攻略のポイントといえるでしょう。

