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ステイゴールド・マンハッタンカフェ・キングヘイロー…名血最後の現役馬が福島に集う特別な土曜日

ステイゴールド・マンハッタンカフェ・キングヘイロー…名血最後の現役馬が福島に集う特別な土曜日のアイキャッチ

2025年11月22日の福島競馬は、名種牡馬の“最後の血”が一日に集まる特別な開催となります。

障害オープンには、JRA現役でただ一頭となったステイゴールド産駒の12歳マイネルヴァッサーが出走します。

さらに福島記念には、マンハッタンカフェ産駒で唯一の現役馬ダンディズムと、キングヘイロー最後の現役産駒リフレーミングも名を連ねました。

かつて競馬界を賑わせた名種牡馬の系譜が、同じ福島のターフで交差するのは非常に珍しい出来事です。

血統の時代が移り変わる今、そのラストランナーたちの走りは見逃せません。

本記事では、2025年11月21日の時点で残り僅かとなったJRAの産駒に付いて解説します。

目次

福島に“JRA現役ラスト産駒”が3頭集結する特別な一日

11月22日の福島競馬には、現役でただ一頭となった産駒が3頭も出走します。

障害戦から重賞の福島記念まで、名種牡馬の血をつなぐラストランナーが同じ日に姿を見せるのは極めて珍しいことです。

ここからは、それぞれの馬が持つ背景や舞台適性を詳しく見ていきます。(馬名の横のかっこは出走レース名です。)

マイネルヴァッサー(障害3歳以上オープン)

生年月日2013年05月12日
性別
ステイゴールド
コスモスプラッシュ
母父メジロブライト
生産牧場ビッグレッドファーム
戦績69戦4勝
主な勝ち鞍障害3歳以上OP 2023年
獲得賞金1億3,787万円
2025年11月21日の情報です。

マイネルヴァッサーは、JRAで現役に残るただ一頭のステイゴールド産駒です。

父ステイゴールドは気性の激しさと鋭い勝負根性を伝える種牡馬で、オルフェーヴルやゴールドシップなどの名馬を送り出しました。

12歳を迎えた同馬は平地・障害併せて69戦というキャリアを積み、そのタフさは父譲りです。

障害レースでは通算3勝のうち2勝を福島で挙げており、コース適性の高さは大きな武器になります。

近走は成績が振るわないものの、得意舞台での変わり身は十分期待できる一頭です。

ダンディズム(福島記念)

生年月日2016年04月23日
性別
マンハッタンカフェ
ビューティーコンテスト
母父Singspiel
生産牧場三嶋牧場
戦績44戦5勝
主な勝ち鞍小倉日経オープン(OP) 2024年
獲得賞金1億8,047万7,000円
2025年11月21日の情報です。

ダンディズムは、JRAで現役に残るただ一頭のマンハッタンカフェ産駒です。

父マンハッタンカフェは菊花賞、有馬記念、天皇賞(春)を制した屈指のステイヤーで、そのスタミナと持久力を色濃く伝える種牡馬として知られています。

ダンディズム自身も長丁場で強さを見せてきた馬で、タフな馬場や消耗戦になりやすい福島記念は得意舞台です。

実際に2023年と2024年の福島記念で2年連続馬券に絡んでおり、舞台との相性は抜群です。

近走は条件が合わず結果が出ていませんが、父譲りのスタミナを武器に再度上位争いに加わる可能性は十分あります。

リフレーミング(福島記念)

生年月日2018年03月19日
性別
キングヘイロー
ヒーリング
母父バトルプラン
生産牧場橋本牧場
戦績3333戦6勝
主な勝ち鞍小倉記念(G3) 2024年
獲得賞金1億9,148万5,000円
2025年11月21日の情報です。

リフレーミングは、JRAで現役に残るただ一頭のキングヘイロー産駒です。

父キングヘイローは高松宮記念を制し、スペシャルウィークやグラスワンダーと同世代で中距離からマイル、長距離まで多彩な距離で活躍した万能型でした。

その特徴は産駒にも受け継がれ、リフレーミングも中距離戦を中心に息の長い成績を残してきました。

2024年には6歳でオープン入りを果たすと、福島民報杯を鋭い差し脚で勝利しています。


続く小倉記念では中京代替の高速馬場を苦にせず、1分56秒5のコースレコードで重賞初勝利を挙げ、父譲りの底力を証明しました。

7歳になっても現役を続行しており、父譲りの末脚が活かせればこの舞台での台頭もあるかもしれません。

JRAに残る“数少ない産駒たち”の現在地

2025年11月22日の福島競馬には、JRAで現役に残る“最後の産駒”が3頭も集まりました。

しかし、血統の物語はこれだけではありません。

かつて一時代を築いた名種牡馬の産駒は年々頭数が減り、現在はわずか数頭のみというケースも珍しくなくなっています。

ここからは、その中でも特に現役馬が少なくなった系統を紹介していきます。

クロフネ産駒(現役2頭)

クロフネは2001年の武蔵野ステークスやジャパンカップダートで他馬を置き去りにした“衝撃の大差勝ち”が象徴するように、歴史的なダート王として名を残しています。

種牡馬としても芝・ダート問わずスピード型を数多く輩出し、白毛一族のソダシや、その姉ママコチャがGIを制したことで、長年にわたり存在感を示し続けました。

ただし2020年代以降は産駒数が急減し、2025年11月21日時点でJRAで走るのはわずか2頭にまで減少しています。

その2頭の中でも最も有名なのがスプリンターズステークスを制したママコチャで、快速を武器に母ブチコの素質の高さ開花させました。

芝・ダート問わずスピード血統として知られるクロフネの血は希少となりましたが、残された産駒は今も大舞台で輝きを放っています。

ナカヤマフェスタ産駒(現役2頭)

ナカヤマフェスタは、宝塚記念をし、凱旋門賞では名馬ワークフォースと激しい叩き合いの末に2着となった馬です。

父ステイゴールド譲りのスタミナとパワー兼ね備えたタイプで、の一旦ハマれば一気に走る個性派が多く見られます。

しかし近年は産駒数が大きく減り、2025年11月21日時点でJRA現役はわずか2頭だけになりました。

そのうちの1頭が2025年の福島記念に出走するバビットで、これまで中距離の重賞を逃げて押し切るスタイルで人気を集めてきた実力馬です。

父が見せた底力を受け継ぐ産駒は減りましたが、その存在感は今もレースで輝き続けています。

まとめ:11月22日の福島競馬は“血統の物語”を味わう日

11月22日の福島競馬は、まさに“血統の物語”が凝縮された一日です。

ステイゴールド、マンハッタンカフェ、キングヘイロー。

かつてG1戦線を沸かせた名馬たちの“最後の産駒”が、同じ日に、同じ競馬場で走るという極めて珍しい巡り合わせになりました。

これほど血統的に象徴的な並びが同日に実現することは、ほとんど奇跡といっていいでしょう。

一方で、ディープインパクト産駒は36頭、キングカメハメハ産駒は20頭と、名血であっても確実に頭数が減り続けています。

日本競馬は世代交代がさらに進む“変わり目”を迎えており、今走っている各血統の姿を見られる時間は限られつつあります。

だからこそ、この日の福島競馬は勝ち負け以上に、受け継がれてきた血統の最終章を見届ける貴重な舞台となります。

名馬たちが残した物語の続きを、最後の産駒たちがどのように走りで語るのか注目です。

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