【2025年版】ドバイワールドカップデーの賞金がすごい?! 日本円でいくら?

世界の競馬の中でも特に高額賞金で知られるドバイワールドカップが今年もドバイ(UAEアラブ首長国連邦)のメイダン競馬場で開催されます。

ドバイワールドカップが開催される日を日本では【ドバイワールドカップデー】、と呼び、一日に複数の重賞が開催されることでも有名です。

この日開催されるレースはグレードを問わず、賞金が高額に設定されており、日本馬も積極的にドバイに遠征していますよ。

では、実際にドバイワールドカップデーで開催されるレースの賞金はいくらなのでしょうか?

当記事では、2025年のドバイワールドカップデーで開催される9つの重賞競走の賞金についてまとめました。

あっと驚くような高額賞金をご覧ください。

※2025年4月2日の為替レートで、1アメリカドル=150円で計算しています。

目次

ドバイワールドカップデーで開催される9つのレースとは?

ドバイワールドカップデーは9つのレースで構成されていますが、そのすべてが重賞に指定されています。

開催されるレースは下記9競走です。

  • ドバイカハイラクラシック
  • ドバイゴールドカップ
  • ゴドルフィンマイル
  • アルクォズスプリント
  • UAEダービー
  • ドバイゴールデンシャヒーン
  • ドバイターフ
  • ドバイシーマクラシック
  • ドバイワールドカップ

創設時期はレースごとに異なりますが、古い競走でも1990年代に創設されたものが多く、欧米の伝統あるG1競走と比較すると歴史は浅いです。

なお、ドバイワールドカップデーの第1競走に指定されているドバイカハイラクラシックは日本では馴染みがほとんどないアラブ種限定競走なので、本記事では紹介を省略します。

ドバイゴールドカップ

 グレードG2
 コース芝3,200m
 出走条件4歳以上
 負担重量北半球産4歳:56.0kg
南半球産4歳:58.0kg
両半球産馬5歳以上:58.5kg
牝-2kg
 総賞金1,000,000アメリカドル(約1億5,000万円)
 1着賞金580,000アメリカドル(約8,700万円)
 2着200,000アメリカドル(約3,000万円)
 3着100,000アメリカドル(約1,500万円)
 4着50,000アメリカドル(約750万円)
 5着30,000アメリカドル(約450万円)
 6着20,000アメリカドル(約300万円)
7着10,000アメリカドル(約150万円)
8着10,000アメリカドル(約150万円)

ドバイゴールドカップは芝3,200mで開催される芝の長距離重賞です。

創設は2009年と、ドバイワールドカップデーのレースの中でもっとも新しく、中央競馬で開催される天皇賞(春)と同じ距離なので、長距離実績のある馬が参戦する傾向があります。

しかしながら、日本馬にとっては4月下旬~5月頭に開催される天皇賞(春)と開催時期が近く、また、天皇賞(春)のほうがドバイゴールドカップよりも1着賞金が3億円と高いため、渡航してまで出走するケースは少なく、日本馬にとってはあまり馴染みのないレースです。

なお、日本の調教馬は2024年までの間に6頭が出走し、2022年のステイフーリッシュが初めて優勝しました。

ゴドルフィンマイル

 グレードG2
 コースダート1,600m
 出走条件北半球産4歳以上
南半球産3歳以上
 負担重量南半球産3歳:55.5kg
両半球産馬4歳以上:57.0kg
牝-2kg
 総賞金1,000,000アメリカドル(約1億5,000万円)
 1着賞金580,000アメリカドル(約8,700万円)
 2着200,000アメリカドル(約3,000万円)
 3着100,000アメリカドル(約1,500万円)
 4着50,000アメリカドル(約750万円)
 5着30,000アメリカドル(約450万円)
 6着20,000アメリカドル(約300万円)
7着10,000アメリカドル(約150万円)
8着10,000アメリカドル(約150万円)

ゴドルフィンマイルはダート1,600mで開催されるダートマイル競走です。

ドバイワールドカップデーの第3レースに指定されており、ダートマイラーが多数参戦します。

日本馬も過去に出走していますが、日本では2月に東京競馬場で開催されるフェブラリーステークスがあるため、基本的にはそちらを選択する傾向が強いです。

また、日本ではゴドルフィンマイルの馬券も発売されないため、馴染みの薄いレースと言えるでしょう。

それでも、過去に日本馬は出走しており、2006年にユートピアが、2022年にバスラットレオンが優勝を果たしています。

アルクォズスプリント

 グレードG1
 コース芝1,200m(直線)
 出走条件3歳以上
 負担重量北半球産3歳:56.0kg
南半球産3歳:59.0kg
両半球産馬4歳以上:59.5kg
牝-2kg
 総賞金1,5000,000アメリカドル(約2億2,500万円)
 1着賞金870,000アメリカドル(約1億3,050万円)
 2着300,000アメリカドル(約4,500万円)
 3着150,000アメリカドル(約2,250万円)
 4着75,000アメリカドル(約1,125万円)
 5着45,000アメリカドル(約675万円)
 6着30,000アメリカドル(約450万円)
7着15,000アメリカドル(約225万円)
8着15,000アメリカドル(約225万円)

アルクォズスプリントは芝1,200mで行われる短距離G1競走です。

創設は2007年で、開催距離を何度か変更したのち、2017年からは芝1,200mで定着しています。

注目すべき点は、芝1,200mの直線レースであることです。

日本では新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュに近い条件で、それに1ハロン加えた距離で行われるG1競走と捉えることができるでしょう。

ただし、この時期は日本でも最強スプリンターを決める高松宮記念が開催されるため、日本馬の参戦はほとんどありません。

それでも、2024年までで日本馬は5頭が出走していましたが、いずれも大敗に喫しており、厳しい戦いが続いています。

UAEダービー

 グレードG2
 コースダート1,900m
 出走条件3歳
 負担重量57.0kg
牝-2kg
※南半球産馬が出走する際は以下のように調整
北半球産3歳:55.0kg
南半球産3歳:59.5kg
 総賞金1,000,000アメリカドル(約1億5,000万円)
 1着賞金580,000アメリカドル(約8,700万円)
 2着200,000アメリカドル(約3,000万円)
 3着100,000アメリカドル(約1,500万円)
 4着50,000アメリカドル(約750万円)
 5着30,000アメリカドル(約450万円)
 6着20,000アメリカドル(約300万円)
7着10,000アメリカドル(約150万円)
8着10,000アメリカドル(約150万円)

UAEダービーは、3歳馬限定で行われるG2競走です。

レース名が示すように、3歳馬の頂点を争うレースですが、グレードはG2であるため、日本ダービーやアメリカのケンタッキーダービーほど知名度はありません。

しかしながら、1着賞金1億5,000万円はG2にしては破格の高額賞金が設定されています。

暮れに開催される東京大賞典の1着賞金が1億円、フェブラリーステークスが1億2,000万円であることを考えると、UAEダービーの賞金がいかに高いかが分かります。

また、日本でも2024年から地方競馬で「ダート三冠競走」が整備されましたが、賞金額はUAEダービーの方が上回るため、こちらを選択する日本馬も少なくありません。

UAEダービーは日本馬と相性が良いレースとしても知られており、過去にはフォーエバーヤングやデルマソトガケ、クラウンプライド、ラニの4頭が優勝を果たしています。

2017年~2024年の間に4勝しているので、日本馬もここ数年で注目を集めていますよ。

ドバイゴールデンシャヒーン

 グレードG1
 コースダート1,200m
 出走条件3歳以上
 負担重量北半球産3歳:56.0kg
南半球産3歳:59.0kg
両半球産馬4歳以上:59.5kg
牝-2kg
 総賞金2,000,000アメリカドル(約3億円)
 1着賞金1,160,000アメリカドル(約1億7,400万円)
 2着400,000アメリカドル(約6,000万円)
 3着200,000アメリカドル(約3,000万円)
 4着100,000アメリカドル(約1,500万円)
 5着60,000アメリカドル(約900万円)
 6着40,000アメリカドル(約600万円)
7着20,000アメリカドル(約300万円)
8着20,000アメリカドル(約300万円)

ドバイゴールデンシャヒーンはダート1,200mのG1競走です。

日本では基本的にこのレースからJRAで馬券が買えるため、馴染みもあると思います。

舞台となるダート1,200mは日本では地方競馬で開催されるG1級レースのJBCスプリントしか開催されません。

JBCスプリントが11月開催に対し、ドバイゴールデンシャヒーンは3月末~4月上旬開催で時期が被らないことから、ダートのスプリンターも多数参戦しやすい時期に位置しているのです。

ただし、これまで多数の日本馬が出走しましたが、最高着順は2位までとなっています。

2024年までを振り返ると、日本で発売されるドバイG1の4競走の中では唯一日本馬の勝利がないレースですが、惜しい結果が続いているので、いつか日本馬が快挙を成し遂げることを期待したいところです。

ドバイターフ

 グレードG1
 コース芝1,800m
 出走条件北半球産4歳以上
南半球産3歳以上
 負担重量57.0kg
牝-2kg
※南半球産3歳馬の出走があった場合は以下のように調整
南半球産3歳:55.0kg
両半球産馬4歳以上:57.5kg
 総賞金5,000,000アメリカドル(約7億5,000万円)
 1着賞金2,900,000アメリカドル(約4億3,500万円)
 2着1,000,000アメリカドル(約1億5,000万円)
 3着500,000アメリカドル(約7,500万円)
 4着250,000アメリカドル(約3,750万円)
 5着150,000アメリカドル(約2,250万円)
 6着100,000アメリカドル(約1,500万円)
7着50,000アメリカドル(約750万円)
8着50,000アメリカドル(約750万円)

ドバイターフは芝1,800mの中距離G1競走です。

シンプルな中距離コースということで、世界中から中距離馬が参戦することで有名です。

海外の競馬場で開催されるレースなので、日本馬にとって適性がかみ合うか気になるところですが、舞台となるメイダン競馬場の芝は意外と時計が出るため、スピード型の日本馬と相性が良いです。

その影響もあって、この時期開催される大阪杯ではなく、ドバイ遠征を選択する陣営も少なくありません。

2024年までの間に日本馬は6頭が優勝しており、日本馬と相性が良いレースとしても注目されています。

ドバイシーマクラシック

 グレードG1
 コース芝2,410m
 出走条件北半球産4歳以上
南半球産3歳以上
 負担重量北半球産4歳:57.0kg
南半球産4歳以上・北半球産5歳以上:57.5kg
牝-2kg
※南半球産3歳馬の出走があった場合は以下のように調整
南半球産3歳:55.0kg
北半球産馬4歳:58.0kg
 総賞金6,000,000アメリカドル(約9億円)
 1着賞金3,480,000アメリカドル(約5億2,200万円)
 2着1,200,000アメリカドル(約1億8,000万円)
 3着600,000アメリカドル(約9,000万円)
 4着300,000アメリカドル(約4,500万円)
 5着180,000アメリカドル(約2,700万円)
 6着120,000アメリカドル(約1,800万円)
7着60,000アメリカドル(約900万円)
8着60,000アメリカドル(約900万円)

ドバイシーマクラシックは芝2,410mで開催される中距離G1競走です。

ドバイワールドカップデーに芝競走における最高峰レースとして位置づけられ、ドバイターフと同様に、世界中から中距離の実力馬が参戦します。

世界の強豪がひしめき合うレースですが、舞台となるメイダン競馬場の芝コースは日本馬との相性が良いことで知られています。。

さらに、1着賞金は有馬記念やジャパンカップの5億円を上回る348万アメリカドル(約5億2,200万円)と高額であるため、日本のG1レースよりもドバイを優先する陣営も多いです。そのため、毎年多くの日本馬が集結します。

2024年までに、日本馬は5頭が優勝しており、特に2023年のイクイノックスは持ったままで従来のレコードを1秒も更新する2分25秒65という驚異的なタイムで圧勝しました。

ちなみに、距離が2,410mと中途半端な理由は、メイダン競馬場の芝コースの1周距離がちょうど2,400mであり、ゴール板の前に発馬機を置けないためです。

ドバイワールドカップ

 グレードG1
 コースダート2,000m
 出走条件北半球産4歳以上
南半球産3歳以上
 負担重量57.0kg
牝-2kg
※南半球産3歳馬の出走があった場合は以下のように調整
南半球産3歳:55.0kg
両半球産馬4歳以上:57.5kg
 総賞金12,000,000アメリカドル(約18億円)
 1着賞金6,960,000アメリカドル(約10億4,400万円)
 2着2,400,000アメリカドル(約3億6,000万円)
 3着1,200,000アメリカドル(約1億8,000万円)
 4着600,000アメリカドル(約9,000万円)
 5着360,000アメリカドル(約5,400万円)
 6着240,000アメリカドル(約3,600万円)
7着120,000アメリカドル(約1,800万円)
8着120,000アメリカドル(約1,800万円)

ドバイワールドカップは、ダート2,000mで行われるG1競走です。

ドバイワールドカップデーのトリ(ラスト)を飾るメインレースで、何よりも注目されるのが、日本では考えられないほど高額な賞金額です。

2025年の時点で総賞金は1,200万アメリカドル(約18億円)に設定されており、そのうち1着賞金は696万アメリカドル(約10億4,400万円)にのぼります。日本でもっとも賞金額が高いレースが有馬記念とジャパンカップの5億円なので、倍以上に設定されているのです。

そのため、かつては世界最高賞金を誇るレースでした。

しかし、2020年に隣国サウジアラビアG1サウジカップを創設し、総賞金を2,000万アメリカドル(約30億円)に設定したことで、現在は世界で2番目に賞金が高いレースになっています。

しかしながら、サウジカップがダート1,800mで行われるのに対し、ドバイワールドカップはオーソドックスな2,000m戦です。

賞金額も依然として高額なので、日本やアメリカ、ヨーロッパに地元中東勢など、世界各地の実績馬が参戦し、ダートの世界最強馬決定戦としての地位を確立しています。

そのため、砂(ダート)の凱旋門賞と呼ばれることもあるのです。

日本馬は優勝はこれまでに2度あり、2011年のヴィクトワールピサ、2023年にはウシュバテソーロが栄冠を手にしました。ただし、ヴィクトワールピサが勝利した2011年は、現在のダートではなくオールウェザー(人工馬場)で行われていました。

現在のダートコースでの日本馬による優勝は2023年のウシュバテソーロが唯一の例となっており、その難易度の高さが伺えます。

ドバイワールドカップデーの賞金 まとめ

今回はドバイワールドカップデーの賞金をまとめました。

世界一の賞金という座は、2020年に創設されたサウジカップデーに譲る形となりましたが、それでもなお賞金額は非常に高額です。さらに円安の影響もあり、海外遠征で得られる賞金の価値は以前にも増して高くなっています。

近年は日本馬も好成績を収めており、世界で通用する馬を育てる上でも、ドバイワールドカップデーは日本にとって非常に重要なレースと言えるでしょう。

ドバイワールドカップデーは毎年日本馬が出走し、馬券も発売されているため、日本人にとっても馴染み深いイベントとなっています。

今後、どの馬がドバイで結果を残すのか、ますます注目が集まります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次