ネット馬券をご存じでしょうか?
ネット馬券とは、インターネット投票で購入した馬券のことを指します。
近年、インターネット投票で馬券を購入する人は増加傾向にあります。
特にコロナ禍以降はネットでしか馬券購入できなかったこともあって急激に利用者が増加し、2023年12月時点で馬券総売上の85%近くをインターネット投票が占めるほどになりました。
参照:日経XTECK
ただし、ネット馬券は大変便利ですが、事前に購入手続きを行わないと利用できません。
「どのように申し込みの手続きを行えばいいのか分からない。」
そのような悩みをお持ちの方へ、当記事ではネット馬券を購入するための仕組みを紹介したうえで、ネット投票の種類や登録方法、ネット馬券を購入するメリットについて解説します。
ネット馬券とは?

冒頭でも少し触れましたが、ネット投票はインターネットを介してネット上で馬券を購入することです。
インターネット環境が整っていたら自宅や外出先でも馬券を買うことができ、かつてのように最寄りの競馬場や場外馬券売り場にアクセスする手間が省けました。
また、インターネット投票を使って馬券を購入する際、銀行口座にあるお金を使ってネット馬券を購入します。
具体的にいうと、銀行口座のお金を一時的にネット口座に入金したのち、馬券を購入できる仕組みとなっています。
馬券が的中したら、ネット投票内の口座に払戻金が振り込まれ、そのお金を本人名義の銀行口座に入金できるようになっています。
ネット馬券の投票システムは3種類存在する

2025年時点でネット馬券の投票システムには下記の3種類が存在しています。
- 即PAT
- A-PAT
- JRAダイレクト
ここからは、3つのネット投票システムについて解説します。
即PAT
即PATとは、申し込みを行ったその日から利用できるインターネット投票サービスです。
入会費や年会費が一切無料で、申し込みから利用まで、最短5分で手続きが終わる手軽さから、現在もっとも多くのユーザーに支持されています。
中央競馬の全重賞のみならず、一部の地方競馬や海外競馬も購入可能で、高額配当が魅力のWIN5の購入も可能となっています。
A-PAT
A-PATは即PATの前身のようなサービスで、即PAT同様インターネット投票を行えるサービスです。
また、A-PATにはプッシュホン投票という、プッシュ機能に対応した電話を使って馬券投票できるサービスもあります。
即PATのサービスができるまえはA-PATのプッシュホン投票を使って馬券投票を行うことで、自宅から馬券を購入することができました。
ただし、A-PATは申し込みから利用可能になるまで、2~4か月もかかることや、入出金の制限が即PATよりも厳しいデメリットがあります。
現在ではよっぽどプッシュホン投票で馬券を買いたい人を除けば劣化即PATのようなサービスなので、こだわりがなければ即PATの手続きを行ったほうが間違いなくおすすめです。
JRAダイレクト
JRAダイレクトはクレジットカードで馬券を購入するサービスです。
銀行口座ではなくカードで馬券を購入するため、預金残高がない場合やカードのポイントを溜めたい方におすすめできます。
しかしながら、JRAダイレクトは下記の欠点があるため、思った以上に使い勝手は悪いです。
- 即PATやA-PATと違って購入回数は1日3回まで
- 馬券の購入1回につき100円の手数料がかかる
- 1回の投票最低金額は100円ではなく1,000円
- 月額の利用限度額は5万円
このように、意外とデメリットが多いです。
クレジットカードで馬券投票というシステム自体は画期的だと思いますが、利用のデメリットが大きすぎるのが最大の難点で、これらの課題が解消されるようでしたら普及するのではないでしょうか。
初心者は即PAT一択!
ネット馬券を購入できるサービスは3つありますが、一番良いのは即PATです。
なぜなら、A-PATやJRAダイレクトと違って大きな欠点がないからです。
これからネット投票を検討されている方は即PATに登録することを強く推奨します。
即PATの登録方法を紹介

インターネット投票サービスでもっとも使いやすい即PATですが、誰でもすぐに使えるわけではありません。
予め申し込みを行わなければ利用できないため、ネットで馬券を購入したい人は最初に即PATの申し込み手続きを行いましょう。
しかしながら、どのように即PATの申し込みを行えばいいのか分からない方もいると思うので、本章では即PATの登録方法について解説します。
即PAT利用に必要な指定された銀行口座を用意する
即PATを利用するためには必要なものが一つだけ存在します。
それは、指定された銀行口座です。
即PATは、銀行口座と紐づけして口座にあるお金を使って馬券投票を行いますが、どの銀行口座でも利用できるわけではなく、指定された銀行口座でないと利用できません。
2025年時点で即PATに対応している銀行口座は下記の9種類です。
対応銀行 | |
---|---|
PayPay銀行 | 楽天銀行 |
三井住友銀行 | 三菱東京UFJ銀行 |
NEO BANK(住信SBIネット銀行) | ゆうちょ銀行 |
りそな銀行 | 埼玉りそな銀行 |
auじぶん銀行 |
上記の口座を持っていればそのまま利用できますが、持っていなければいずれかの銀行口座を開設しなければなりません。
もしも新たに口座を作成するのであれば、全国どこにでも存在しているゆうちょ銀行が便利だと思います。
好きな口座を用意してください。
即PAT公式サイト(申込ページ)にアクセス
指定された銀行口座を用意したら、下記のリンクから即PATの申し込みページにアクセスしてください。
手順に沿って申し込む
申し込みページを開いたら、手順に沿って情報を入力しましょう。
お手元の銀行口座によって申し込み方法は微妙に変わりますが、いずれの方法も所持している銀行口座のサイトにアクセスしたうえで申し込み手続きを行う形となっています。
個人情報を入力することも多いので、誤りがないように手続きを行いましょう。
最短5分で申し込み完了!
すべての情報を入力したら、申し込みが完了します。
申し込みが完了したら【加入者番号】【P-ARS番号】【INET-ID】【暗証番号】が発行されます。
いずれの情報もインターネット投票の利用の際必要になるため忘れないようにしてください。
申し込みが完了したら、即PATのログインページにアクセスし、馬券を購入することができます。
ネット馬券を購入する5つのメリット

ネット馬券は多くの人が購入しており、今では全馬券の売り上げ8~9割を占めるほどになりました。
これだけ多くの人が支持している背景にはネット馬券を買うメリットがあるからです。
ここからは、ネット馬券を購入するメリットを5つ紹介します。
自宅や外出先から馬券を購入できる
一つ目のメリットは自宅や外出先から馬券を購入できることです。
紙の馬券は競馬場や場外馬券売り場でしか購入できません。
ネット馬券が発売される以前は、どうしても買いたいレースがあった場合、用事や時間、移動するための資金を割いて馬券を買わなければならなかったのです。
ところがネット馬券であれば自宅や外出先など、インターネットがつながる環境下であれば全国どこにいても馬券を買うことができます。
わざわざ競馬場や場外馬券売り場に足を運ばなくても馬券購入ができるようになり、馬券を購入するための負担が大幅にカットできるのがネット馬券の長所です。
出金が簡単に行える
ネット馬券の二つ目のメリットは出金が簡単に行えることです。
インターネットで購入した馬券が的中した場合、払戻は自動で行われます。
そのお金はネット投票専用の口座に振り込まれ、その払戻金は手動でも自動でも好きな方法で紐づけしている口座に入金することができます。
また、払戻忘れを防ぐことができるのもネット馬券のメリットです。
紙の馬券であれば仮に的中している馬券があったとしても不的中だと思って捨ててしまうケースが極まれにありますが、ネット馬券はそういったミスがありません。
払戻資金は確実に振り込まれますし、安心して購入できるのもネット馬券の強みでしょう。
入会費・年会費が無料
三つ目のメリットは入会費、年会費が無料な点です。
ネット投票は自宅や外出先からかんたんに購入することができるので、わざわざ競馬場や場外馬券売り場に行かなくて済みます。
これだけ便利ですが、入会費や年会費もかかりません。
そのため、仮にネット馬券の購入を考えていない人でも登録だけは済ませておいて、いつでもネットで購入できる環境を整えておくことができます。
万が一ネット馬券を購入する可能性があるようでしたら、登録だけでも済ませておくとよいでしょう。
レース発走1分前まで馬券が買える
四つ目のメリットはレース発走1分前まで馬券を購入できることです。
競馬場や場外馬券売り場にあるマークシートで馬券を購入する場合、馬券発売締め切りはレース発走時刻の2分前です。
ところが、ネット馬券はレース発走の1分前まで馬券を買うことができるのです。
競馬はオッズが常に変動しているため、できるだけぎりぎりで馬券を購入したいです。
しかも、情報を分析して予想を見出すのにも時間を投資したいので締め切り直前で馬券を買いたくなります。
わずかな差ですが、ネット馬券の方が締め切りギリギリまで購入できるのは大きなメリットでしょう。
ただし、締め切り間際はアクセスが殺到してサーバーが重たくなる可能性があります。
動作が反映されずに締め切りを迎えるケースもあるため、できるだけ余裕をもって馬券を購入しましょう。
地方競馬と海外競馬を購入できる
ネット馬券では一部の地方競馬や海外競馬のレースも購入することが可能です。
通常、中央競馬場やWINSでは中央競馬のレースしか購入できませんが、ネット馬券なら地方競馬や海外競馬の馬券も買える点が大きな魅力です。
凱旋門賞やドバイワールドカップといった世界を代表するレースも購入できるのはネット馬券の大きな利点です。
ただし、すべての地方競馬レースが購入できるわけではなく、海外競馬もJRAが指定する一部のレースに限られるため、その点には注意が必要です。
即PATでネット馬券を購入する手順

ネット馬券を購入するにはインターネット投票ページにログインしてから購入します。
しかし、ネット馬券を購入したことがない人にとってはどのようにして馬券を購入したらいいのか分からない方も多いでしょう。
ここからは、インターネット投票サービスの中でももっともユーザーニーズの高い即PATを例に、馬券の購入手順を解説します。
①加入者情報を入力
最初に即PATのログインページを開いたら、ログインページが開き、【加入者番号】と【暗証番号】、【P-ARS番号】を入力する画面が出ます。
いずれも即PATを申し込んだときに発行、もしくは使用した番号なので、正しい番号を入力してログインしましょう。
②即PATの口座に入金する
ログイン画面が開いたら【入出金メニュー】を開きます。
そちらを開いたら【入金指示】を選択し、入金したい金額を入力します。
入力したら【確認】を選択することで入金が完了します。
即PATにおける入金とは、紐づけした銀行口座の金額を即PAT専用の口座に入金することで、出金は即PAT口座から、紐づけした銀行口座に資金を移すことを指します。
ネット馬券は即PAT専用の口座からしか購入できないため、入出金の手続きが必要になるのです。
③投票方法を選択
即PAT口座にお金を入金したら、投票方法を選択します。
基本的には【通常投票】と【オッズ投票】、【WIN5 完全セレクト】がありますが、通常投票さえ覚えておけばあとの投票方法も覚えることができるのでここでは通常方法について解説します。
④競馬場・レース・式別・馬番(枠番)を選択
通常方法を選択したら、開催している競馬場とレース番号が表示されるので、買いたい競馬場のレースを選択します。
選択したら式別と馬を選択する画面が出ます。
式別とは馬券の種類のことで、単勝や馬連など、好きな馬券種を選択しましょう。
馬連や三連単を選択した場合は【通常】や【ながし】、【ボックス】に【フォーメーション】が表示されるので買いたい方式を選択してください。
購入金額を入力して【購入する】を選択すると購入完了
一通り買いたい項目をチェックしたら【金額入力】というページが表示されるので、購入したい金額を入力します。
金額を入力したら投票内容を確認する画面が表示されるので、【入力終了】を押したら最終確認画面が表示されます。
そこで再度購入したい金額の【合計金額】を入力して【投票】を選択したら投票ができ、ネット馬券の購入が完了します。
⑦的中したら出金すると払戻を受け取れる
ネット馬券が的中したら、即PATの専用口座に払戻金が振り込まれます。
この払戻金は入金額に上乗せする形となるので、このまま馬券購入することも可能です。
そして、これ以上馬券を購入しないのであれば手動で出金手続きを行うこともできます。
出金手続きは【入出金メニュー】から【出金指示】を選択して【暗証番号】を入力し、【実行】を押すと即PATの口座から紐づけした銀行口座に出金されます。
なお、出金に関しては一定時間過ぎると自動的に振り込まれる仕様になっているので出金手続きを行わなくて問題ありません。
自動で出金が行われる時間は銀行によって異なりますが、早くて当日24時、遅くても翌日の銀行営業日の午前中には振り込まれるようになっています。
ネット馬券の買い方ガイド まとめ

今回はネット馬券の買い方について紹介しました。
ネット馬券は自宅や外出先から馬券を購入できる画期的なシステムで、わざわざ競馬場や場外馬券売り場に足を運ばなくても馬券を購入できる素晴らしい機能です。
利用するには申し込みを行う必要がありますが、入会費や年会費も一切かからないので登録しない手はありません。
大変便利ですし、今後もインターネット馬券の需要は増えるでしょう。
ネット馬券に馴染みがない方はぜひ当記事を通してネット馬券を購入してみてください。